ヒラメ釣りで死に餌は使える?活きエサとの比較や釣り方のコツも!

ヒラメ釣りで死に餌が使えるかどうか気になる方も多いでしょう。
死に餌は、活きエサと比べてどんな違いやメリットがあるのでしょうか?

この記事では、死に餌でヒラメを釣る時期や時間帯、ポイントの探し方、仕掛けやエサの種類と付け方、釣り方やアタリの見極め方などを詳しく解説します。

初心者でも数投で釣れると人気のワーム↓を投げたほうがはやく釣れるかもしれません。)

死に餌とは何か?活きエサとの違いは?

死に餌とは、その名の通り生きていないエサのことです。

切り身や冷凍エサなどが代表的です。
ヒラメ釣りでよく使われる死に餌はアジやイワシなどの小魚です。

活きエサとの違いは動きや臭い、入手性など

死に餌と活きエサでは、以下のような違いがあります。

  • 動き:死に餌は動きがありませんが、活きエサは自ら泳ぎます。動きがある方がヒラメの注意を引きやすく、食いつきも良くなります。
  • 臭い:死に餌は臭いが強く、ヒラメ以外の雑魚も寄ってきやすくなります。活きエサは臭いが弱く、ヒラメだけを狙いやすくなります。
  • 入手性:死に餌は釣具店やスーパーなどで簡単に入手できますが、活きエサは現地調達するか専門店で購入する必要があります。
  • 保存性:死に餌は冷蔵庫やクーラーボックスで保存できますが、活きエサは生かしておくのが難しく、すぐに使い切る必要があります。

死に餌でヒラメを釣るメリットとデメリットは?

死に餌でヒラメを釣るメリットは、以下のようなものがあります。

  • 遠投ができる:死に餌は活きエサよりも強く投げても取れにくいので、遠投ができます。沖にブレイクのあるサーフの深場狙いなどでは死に餌が有利です。
  • 入手がしやすい:死に餌は釣具店やスーパーなどで簡単に入手できます。活きエサは現地調達するか専門店で購入する必要がありますが、現地調達は時間や労力がかかりますし、専門店では品切れや高価な場合もあります。
  • 保存が楽:死に餌は冷蔵庫やクーラーボックスで保存できます。活きエサは生かしておくのが難しく、すぐに使い切る必要があります。死に餌なら余った分も次回に使えます。

死に餌でヒラメを釣るデメリットは、以下のようなものがあります。

  • 動きがない:死に餌は動きがありません。動きがある方がヒラメの注意を引きやすく、食いつきも良くなります。死に餌では仕掛けに動きを付けたり、アタリを待つだけではなく誘ったりする必要があります。
  • ヒラメの警戒心が強い:死に餌は臭いが強く、ヒラメ以外の雑魚も寄ってきやすくなります。ヒラメは雑魚に警戒されるとエサを食べなくなることもあります。活きエサは臭いが弱く、ヒラメだけを狙いやすくなります。

死に餌でヒラメを釣る時期と時間帯の選び方

ヒラメは全国的に分布しており、生息する水深は浅いサーフから水深200mと幅広いです。

また、季節ごとに釣れる場所や活性の高さは変わってきます。
一般的に、秋から冬がヒラメ釣りのハイシーズンと言われています。

秋から冬にかけて水温が下がると、ヒラメは浅瀬に接岸してきます。

沿岸にエサとなる小魚も多く回遊する時期で、陸っぱりから狙いやすくなります。
この時期は死に餌でもヒラメの食いつきは良く、大型のヒラメも期待できますよ。

時間帯はマヅメや潮の動きがあるときが良い

ヒラメは夜行性の魚で、昼間は砂に潜ってじっとしていることが多いです。
しかし、マヅメや潮の動きがあるときは活性が上がり、エサを探しに動き出します。

そのため、時間帯としては朝マヅメや夕マヅメ、干潮前後や満潮前後などが狙い目です。

特に夕マヅメはヒラメ釣りのゴールデンタイムと言われており、日没から1時間ほどはヒラメの活動が最も高まります。
この時間帯は死に餌でも十分に釣果が期待できます。

死に餌でヒラメを釣るポイントの探し方

ポイントは底質が砂地でベイトが多い場所

ヒラメは底物の魚で、底質が砂地の場所を好みます。
砂地では砂に潜って身を隠したり、エサとなる小魚や甲殻類などを捕食したりします。

そのため、底質が砂地でベイトが多い場所を探すことがポイントの探し方の基本です。

底質が砂地でベイトが多い場所としては、以下のようなものがあります。

  • サーフ:波打ち際から沖にかけて広範囲に広がる砂地です。波や潮の影響でエサも多く流れ込みます。ブレイクやサンドバーなどの変化に注意して探します。
  • 堤防:沖側や根元などに砂地がある場合があります。堤防から投げて遠投するか、堤防から降りてサーフから狙うかします。堤防周辺にエサも多く集まります。
  • 磯:岩場と砂地の境目や浅場などに砂地がある場合があります。岩場から投げて狙うか、浅場から歩いて狙うかします。岩場と砂地の境目はエサも多く集まるポイントです。

サーフや堤防、磯などで狙えるポイントの例

死に餌でヒラメを釣るポイントの例を以下に示します。

  • サーフ:波打ち際から沖にかけて広範囲に広がる砂地です。波や潮の影響でエサも多く流れ込みます。ブレイクやサンドバーなどの変化に注意して探します。
    • ブレイク:波が立つ場所です。波が立つと水深や水流に変化が生じ、エサや魚影も集まります。ブレイクの内側や外側、真ん中などを狙います。
    • サンドバー:水深の浅い砂州です。サンドバーとその間の溝(ガタ)に水流やエサが集まります。サンドバーの上やガタの中、サンドバーの端などを狙います。
    • 沖の深場:沖に向かって水深が深くなる場所です。水深が深くなるとベイトも多くなります。沖の深場は遠投で狙います。
  • 堤防:沖側や根元などに砂地がある場合があります。堤防から投げて遠投するか、堤防から降りてサーフから狙うかします。堤防周辺にエサも多く集まります。
    • 沖側:堤防の沖側に砂地がある場合があります。沖側は水深や水流があるので、ベイトや魚影も多くなります。沖側は堤防から遠投で狙います。
    • 根元:堤防の根元に砂地がある場合があります。根元は堤防と砂地の境目になるので、エサや魚影も集まります。根元は堤防から近投で狙います。
    • サーフ:堤防から降りてサーフから狙う場合があります。サーフは波打ち際から沖にかけて広範囲に広がる砂地です。波や潮の影響でエサも多く流れ込みます。ブレイクやサンドバーなどの変化に注意して探します。
  • 磯:岩場と砂地の境目や浅場などに砂地がある場合があります。岩場から投げて狙うか、浅場から歩いて狙うかします。岩場と砂地の境目はエサも多く集まるポイントです。
    • 岩場と砂地の境目:岩場と砂地の境目は水深や水流に変化が生じ、エサや魚影も集まります。岩場と砂地の境目は岩場から遠投で狙います。
    • 浅場:浅い水深の砂地です。浅場はヒラメが接岸してくる時期や時間帯に有効です。浅場は歩いて近づいて近投で狙います。

死に餌でヒラメを釣る仕掛けとエサの種類と付け方

仕掛けは投げ釣り仕掛けや胴付き仕掛け、エレベーター仕掛けなど

死に餌でヒラメを釣る仕掛けは、以下のようなものがあります。

  • 投げ釣り仕掛け:一般的な投げ釣り用の仕掛けです。オモリとハリスを直結させたシンプルな構造です。オモリはスターライトやシンカーなどを使います。ハリスは1本~3本程度で、長さは30cm~50cm程度です。ハリは6号~10号程度で、カーブやストレートなどを使います。
  • 胴付き仕掛け:オモリとハリスを分離させた仕掛けです。オモリはスターライトやシンカーなどを使います。オモリとハリスをつなぐ胴糸は長さが1m~2m程度です。胴糸には輪止めやビーズなどをつけてハリスを固定します。ハリスは1本~3本程度で、長さは30cm~50cm程度です。ハリは6号~10号程度で、カーブやストレートなどを使います。
  • エレベーター仕掛け:オモリとハリスを分離させた仕掛けです。オモリはエレベーターと呼ばれる特殊な形状のものを使います。エレベーターは水流によって上下に動き、仕掛けにアクションを付けます。エレベーターとハリスをつなぐ胴糸は長さが1m~2m程度です。胴糸には輪止めやビーズなどをつけてハリスを固定します。ハリスは1本~3本程度で、長さは30cm~50cm程度です。ハリは6号~10号程度で、カーブやストレートなどを使います。

エサはアジやイワシなどの小魚や切り身

死に餌でヒラメを釣るエサは、以下のようなものがあります。

  • アジやイワシなどの小魚:切り身や冷凍エサとして使います。臭いが強く、遠投にも耐えます。サイズは10cm~15cm程度が適当です。
  • 切り身:アジやイワシ以外にも、サバやサンマ、タチウオなどの切り身も使えます。臭いが強く、遠投にも耐えます。サイズは5cm~10cm程度が適当です。

エサの付け方は鼻掛けや上顎掛けなど

死に餌でヒラメを釣るエサの付け方は、以下のようなものがあります。

  • 鼻掛け:エサの頭部にハリを通す方法です。エサの形が崩れにくく、遠投にも耐えます。ただし、エサの動きが少なくなります。
  • 上顎掛け:エサの上顎にハリを通す方法です。エサの形が崩れやすく、遠投には向きません。しかし、エサの動きが多くなります。
  • 背中掛け:エサの背中にハリを通す方法です。エサの形が崩れやすく、遠投には向きません。しかし、エサの動きが多くなります。
  • 尾びれ掛け:エサの尾びれにハリを通す方法です。エサの形が崩れやすく、遠投には向きません。しかし、エサの動きが多くなります。

死に餌でヒラメを釣る釣り方とアタリの見極め方

釣り方はリフト&フォールやドリフトなどで誘う

死に餌でヒラメを釣る釣り方は、以下のようなものがあります。

  • リフト&フォール:仕掛けを底から持ち上げて落とす方法です。仕掛けに動きを付けてヒラメの注意を引きます。持ち上げる高さは10cm~30cm程度で、落とす速度はゆっくりとします。
  • ドリフト:仕掛けを流れに任せて流す方法です。仕掛けに自然な動きを付けてヒラメの食いつきを誘います。オモリの重さは水深や水流に合わせて調整します。
  • シェイク:仕掛けを小刻みに揺らす方法です。仕掛けに微細な動きを付けてヒラメの興味を引きます。竿先を左右や上下に細かく動かします。

アタリは前アタリから本アタリまで待ってからアワセる

死に餌でヒラメを釣るアタリの見極め方は、以下のようなものがあります。

  • 前アタリ:ヒラメがエサに興味を示したときのアタリです。竿先がコツコツと震えたり、ラインが張ったりします。前アタリが出たら、仕掛けに動きを止めてエサを口に含ませます。
  • 本アタリ:ヒラメがエサを飲み込んだときのアタリです。竿先がグンと引っ張られたり、ラインが走ったりします。本アタリが出たら、しっかりと竿を立ててアワセます。

死に餌でヒラメを釣るコツと注意点

コツはエサの臭いや動きに工夫すること

死に餌でヒラメを釣るコツは、以下のようなものがあります。

  • エサの臭いに工夫する:死に餌は臭いが強く、雑魚も寄ってきやすくなります。雑魚の被害を減らすためには、エサの臭いに工夫することが有効です。例えば、エサにニンニクやオイルなどを塗ったり、エサに穴を開けて中にニンニクやオイルなどを入れたりします。これらの臭いは雑魚は嫌うが、ヒラメは好むと言われています。
  • エサの動きに工夫する:死に餌は動きがありません。動きがある方がヒラメの注意を引きやすく、食いつきも良くなります。エサの動きに工夫するためには、仕掛けに動きを付けたり、エサの付け方を変えたりします。例えば、仕掛けにリフト&フォールやドリフトなどのアクションを付けたり、エサを鼻掛けや上顎掛けなどで付けたりします。これらの方法はエサに自然な動きを与えます。

注意点は水温や水色、風向きなどに気を付けること

死に餌でヒラメを釣る注意点は、以下のようなものがあります。

  • 水温に気を付ける:水温が低いとヒラメの活性が低くなります。水温が高いとヒラメは深場に移動します。適度な水温は15℃~20℃程度と言われています。水温に合わせてポイントや仕掛けを変えます。
  • 水色に気を付ける:水色が濁っているとヒラメの視界が悪くなります。水色が澄んでいるとヒラメの警戒心が強くなります。適度な水色はやや濁り気味のものと言われています。水色に合わせてエサの色やサイズを変えます。
  • 風向きに気を付ける:風向きが陸から海へ吹くと、水面に波が立ち、エサや魚影が流れ込みます。風向きが海から陸へ吹くと、水面が平らになり、エサや魚影が流れ出します。適度な風向きは陸から海へ吹くものと言われています。風向きに合わせてポイントや釣り方を変えます。

まとめ

死に餌でヒラメを釣る方法とコツを解説しました。

死に餌は活きエサと比べてどんな違いやメリット、デメリットがあるのか、時期や時間帯、ポイントの探し方、仕掛けやエサの種類と付け方、釣り方やアタリの見極め方などを紹介しました。

死に餌でヒラメを釣るコツは、エサの臭いや動きに工夫することです。
注意点は、水温や水色、風向きなどに気を付けることです。

死に餌でヒラメを釣る方法とコツを参考にして、ぜひ挑戦してみてください。

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