
今回は、鯉釣りで釣れないときにおすすめのえさを紹介します。鯉釣りは、大物を狙える楽しさと、鯉の引きの強さに魅了される釣り方ですが、意外と難しいもの。
鯉は食いつきが悪いときがあり、釣れないときにはエサの選び方や使い方が重要になります。そこで、この記事では、鯉が釣れない時の原因と、食いが渋いときにおすすめのエサをいくつか紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
鯉釣りは意外と難しい
鯉は、日本の淡水魚の中でも最も大型のものが多く、体長1メートルを超えるものもいます。そのため、鯉釣りは大物を狙える魅力的な釣りです。
しかし、鯉は意外と釣るのが難しい魚でもあります。鯉は雑食性でありながらも、食べられないと判断したものはすぐに吐き出してしまいます。
また、水温や気圧、時間帯などによっても活性が変わりまし、鯉は警戒心が強いので仕掛けやエサに対しても敏感になります。そのため、鯉釣りでは、エサの選び方や使い方、ポイント選びなども重要になります。
鯉が釣れない時の原因
鯉が釣れない時の原因は、大きく分けて3つあります。それは、エサ、時間帯、ポイント選びです。それぞれについて見ていきましょう。
エサ
鯉釣りで使われるエサは、主に市販の練り餌が一般的です。これらのエサは、総合的に見ると鯉が釣れるエサとしての実績はあります。ですが、状況によっては釣れないことも。
鯉は、エサの大きさや形、色、匂いなどにも敏感です。エサが大きすぎると食べられないと判断して吐き出してしまいます。
また、エサが目立たないと見つけられないこともあります。そのため、エサは、鯉の口に入るサイズに切ったり、目立つように調整したり、匂いでアピールすることが必要です。
時期や時間帯
鯉釣りでよく釣れるのは、水温の高い暖かい時期。また時間帯は、季節や気候によっても変わりますが、一般的には、朝と夕方が良いとされています。
特に朝は、夜の低温から水温が上昇し始める時間帯で、鯉の活性が高まります。これらの時間帯は、鯉の食欲が旺盛になるので、エサへの食いつきも良くなります。
ただしこれはあくまで目安であり、鯉の状況によっては、昼間や夜中でも釣れることがあります。そのため、自分の釣りたいポイントの鯉の動きを観察して、タイミングを見極めることが大切です。
ポイント選び
鯉釣りで釣れるポイントは、水深や流れ、水草や岩などの障害物、餌場などによっても変わります。一般的には、水深がある程度あって、流れが緩やかで、水草や岩などの隠れ場所がある場所が良いとされています。
これらの場所は、鯉が安心して過ごせる場所であり、餌も豊富にある場所。もちろん鯉の状況によっては、浅い場所や流れの速い場所にもいることがあります。そのため、鯉の姿を探して、ポイントを変えることも必要です。
ちなみに目の前を泳いでいる鯉を狙うのはおすすめしません。鯉が浅い場所を泳いでいるときは、エサを探しているよりも、遊んでいるだけで、エサが目の前にあっても食いつかないことが多いです。
食いが渋いときにおすすめのエサをいくつか紹介
鯉が釣れない時には、エサの選び方や使い方を工夫することが効果的。もちろん、場所や状況によってどんなエサが一番釣れるのかは異なります。
鯉は雑食性ということもあり、色々なエサで釣ることができます。だからといって簡単に釣れるわけではありませんね。
実際に釣れるかどうかは、様々なエサを試してみて確かめるしかありません。ということでここでは、食いが渋いときにおすすめのエサを紹介していきたいと思います。
市販のエサならこれが最強!?マルキュー・鯉スパイス
鯉は雑食性ということで様々なエサに反応します。特に匂いの強いエサが効果的。ということで、香りの強いオキアミやにんにくをコレでもかというほど配合しているのが、マルキューが販売している鯉スパイスです。
その名の通り、スパイシーな香りで鯉を良く寄せてくれるので、愛用している方も多いですね。手で扱うと匂いが移ってしまうので注意。自宅で開封するのもやめておいた方が良いかもしれません。
冬の渋い時期でも実績のあるオススメの餌ですよ。
パン・ごはん
続いて、コンビニやスーパーなどでも手に入る普通の食品をいくつか紹介していきます。
鯉は雑食で何でも食べますが、生態に着目するとヒントが見えてきます。鯉には胃袋が無いので、食事のタイミングでまとめて食べるということができません。
また、胃がないということは消化も得意ではないので、消化にいい食べ物を好みます。そこで良く使われるエサが、消化に良い穀物である小麦のパンや、ご飯です。
これらは水に浸かると柔らかくなるため、鯉がくわえたときに違和感を感じさせにくいというメリットもあります。白くて目立つので、見た目でのアピール力もありますよ。
さつまいも
吸い込み仕掛けで鯉を釣る場合は、パンやごはんでは難しいですね。吸い込み仕掛けを使うときは、小麦粉と蒸したサツマイモを混ぜたエサがおすすめです。
小麦の香りは鯉へのアピール力が良いので、練り餌のベースとして使い、そこに甘い香りのサツマイモを混ぜることで、よりアピール力を高めることができます。
他にも、甘い穀物であるコーンもオススメで、チヌ釣りでも使いますね。黒砂糖を混ぜるのも効果的。色々と試してみると良いでしょう。
にんにくチューブ
にんにくを配合した市販のエサを最初に紹介しましたが、自作のエサでもにんにくは有効です。特に練り餌に混ぜやすいにんにくチューブがオススメ。
手に匂いがつくと取れないので扱いには注意ですが、食いが悪いときに試してみる価値はあります。他にも、カレー粉などの香りの強い調味料を配合して、色々なパターンを試してみると良いですね。
まとめ
鯉釣りで釣れないときには、エサの選び方や使い方を工夫することが効果的です。エサは、鯉の口に入るサイズに切ったり、色や匂いを付けたり、浮力を利用したりすることで、鯉の食いつきを良くすることができます。
また、時間帯やポイント選びも重要です。鯉の活性や姿を観察して、タイミングや場所を見極めることも大切ですね。
この記事では、食いが渋いときにおすすめのエサをいくつか紹介しました。ぜひ試してみてください!
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