潮通しとは?良い場所の見分け方やエギング・シーバス釣りでのコツ!

潮通しとは、海水(潮)の流れのこと。

潮通しが良い場所というのは、海水が常時入れ替わっている場所のことです。

潮通しが良い場所は、魚にとっても住みやすく、餌も豊富になります。

釣り人にとっても、魚影が濃いポイントとなる可能性が高く、釣果を上げやすい場所なので人気ですね。

潮通しの良いポイントの見分け方

では、どうやって潮通しが良い場所を見つけるのでしょうか?

以下のようなポイントに注目すると良いでしょう。

  • 岬や堤防の先端など、外洋に近い場所
  • 沖の潮が近くまで通っている場所や、潮の中心である本流が近い場所
  • 地形変化がある場所。例えば、深みや浅瀬、岩礁やサンゴ礁など

これらのポイントは、海水がよく流れており、魚も集まりやすい場所です。

ただし、これらはあくまでも目安。

実際には季節や天候・気圧・風向きなどによっても変わります。

そのため、常に現地の状況を観察して判断することが大切です。

エギングやシーバス釣りでの潮通しに関して

エギング(アオリイカ釣り)やシーバス釣りでは、特に潮通しが重要です。

これらは活発な捕食者であり、プランクトンや小型魚を追って移動します。

そのため、エサが多く流れてくるような場所を好みます。

エギングでは、「エギ」を使ってアオリイカを誘います。

「エギ」は小型魚を模した形状・色彩・動きを持ちます。

ですが「エサ」と「エギ」を見分ける能力も高いアオリイカは、「エギ」へ興味を示さないこともあります。


そこで、「エギ」だけではなく、「エギ+周囲環境」という視点で考える必要があります。

周囲環境とは、水温や水深、光量や地形の変化などです。

これらの要素を利用して、エギの違和感をなるべく減らしましょう。

例えば以下のようなコツがあります。

エギの着底を確認する

エギが水中に沈んでいく時間をカウントして、ボトムに着くタイミングを測りましょう。

着底したら、エギを軽く引き上げてから再び沈ませることで、イカの注意を引きます。

風向きに合わせて立ち位置を変える

横風はラインのテンションやアタリの感覚に影響します。

可能であれば、できるだけ追い風や向かい風で釣りをするようにしましょう。

潮通しやベイトの状況に応じてエギのサイズや色を変える

潮通しが速い場合は、重めのエギや、目立つ明るめの色が有効です。

ベイトが小さい場合は、小さめのエギに変更してみましょう。

シーバス釣りでは、「ルアー」を使ってシーバスを誘います。

シーバスでも同様に、「ルアー+周囲環境」という視点で考える必要があります。

例えば以下のようなポイントがあります。

潮通しにあわせてルアーの速度・位置・サイズなどを変化させる

潮通しが良い場合は、アピール力を高めるために、速く巻き上げたり、大きいルアーや目立つカラーのルアーが有効です。

地形変化や障害物に注目する

シーバスは岩礁やサンゴ礁などの障害物に隠れたり、浅瀬から深みへと移動することもあります。

そのため、障害物付近や深みから、浅瀬へと流れ込むようなポイントにルアーをキャストすることが大切です。

波の動きや光量に応じてルアーを動かすタイミングや距離を調整する

波に大きな動きがある場合は、シーバスが活性化することが多いです。

また、夕マズメなどで光量が少ない場合は、シーバスは警戒心が低くなる傾向があります。

そのため食いが立つ時間帯では、キャストするタイミングや距離を頻繁に変えて、アピールの幅を増やしてみましょう。

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