トリックサビキはせこい?普通のサビキとどっちが良いかは状況しだい!

サビキ釣りは初心者から上級者まで楽しめる人気の釣り方ですが、その中でもトリックサビキという人気のアイテムがあります。

トリックサビキとは、普通のサビキとはひと味違う仕掛け。ほとんどの場合、より多くの魚を釣ることができるのでとても人気です。

では、トリックサビキとは具体的にどのようなものなのでしょうか。普通のサビキとはどう違うのでしょうか?また、どんな魚種や釣り場に効果的なのでしょうか?

今回は、トリックサビキの基本的な知識や使い方、コツや注意点などを詳しく解説します。

トリックサビキとは?

トリックサビキは、普通のサビキに比べて仕掛けや釣り方がかなり異なります。普通のサビキは、仕掛けの上部もしくは下部にコマセを入れるカゴを付け、幹糸には複数の針(疑似餌)、という構成です。

仕掛けを海に投入したあとは、定期的に仕掛けを揺らすことでカゴから餌を出し、餌を食べに来た魚が疑似餌にかかるという仕組み。

一方トリックサビキは、コマセを入れるカゴは付けず、一つ一つの針に餌のアミエビを付けます。つまり、普通のサビキはコマセを撒いて魚を寄せ、間違えて疑似餌に掛ける釣りですが、トリックサビキは直接餌で釣る方法です。

普通のサビキとの違いやメリット

トリックサビキと普通のサビキとの違いとして、仕掛けや釣り方を紹介しました。それぞれにメリットやデメリットもあります。以下に主なものを挙げてみました。

トリックサビキのメリット

  • カゴに入れて餌を撒くわけではないので餌の量が少なくて済む
  • 専用の餌付け器を使えばすぐに餌をセットできるので手返しが良い
  • 疑似餌のように余計なパーツが付いた針ではないので絡まりにくい

トリックサビキのデメリット

  • 餌付け器がほぼ必須なため、追加の出費が必要
  • 餌付け器そのものや、設置するためのバッカンなどで荷物が増える
  • 小さいアミエビを針でギリギリ保持しているので、餌が取れやすい

トリックサビキの使い方や注意点

トリックサビキの使い方は、基本的には餌を付けてそのまま投入するだけですが、いくつかのコツや注意点があります。以下に主なものを紹介します。

トリックサビキのコツ

  • できるだけ軽めの重りを使う
  • ロッドは先が柔らかいものを選ぶ
  • ラインは細めのものを選ぶ
  • キャストは優しく行う
  • 魚の反応にはしっかり合わせを入れる

トリックサビキの注意点

  • とにかく餌が外れないようにする
  • 定期的に餌がついているかを確認する
  • アミエビが悪くなるので餌つけ器には少しずつ出す
  • 針が複雑な形状なので、服などに絡まらないように注意する

トリックサビキと普通のサビキを使い分ける

基本的には、餌を使って釣るトリックサビキの方が釣果は良いです。ですが普通のサビキは必要ないかというと、そんなことはありません。

状況によっては、普通のサビキの方が有利なこともあります。

一つは、トリックサビキでは餌が外れやすいとき。風があったり、潮の流れが強いポイントなど、餌が外れてしまう状況では、トリックサビキの力を発揮できません。

また、ウキを付けて遠投する場合なども普通のサビキの方が向いていますね。遠くの潮目を狙ったり、あえて潮の流れに乗せて探る時などは普通のサビキのほうが有利です。

まとめ

トリックサビキは普通のサビキとは違い、餌で魚を直接釣る仕掛け。やっぱり疑似餌よりもよく釣れます。

もちろんトリックサビキだと釣りにくい状況もあります。場合によって使い分けられるのがベストですね。

ぜひ、色々試して周りの釣り人より爆釣を狙ってみてください!

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